特定非営利活動法人 中日本呼吸器臨床研究機構 Central Japan Lung Study Group (CJLSG)

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理事長挨拶

ご挨拶

近藤 征史
藤田医科大学 呼吸器内科学 I 講座 臨床教授
治験・臨床研究支援センター長

 2020年3月よりNPO法人 中日本呼吸器臨床研究機構(Central Japan Lung Study group CJLSG)の理事長に就任させていただきました。

 私は、現在、藤田医科大学の治験・臨床研究支援センターで、学園の臨床研究の支援に携わっております。

 今回、研究機構の理事長を拝命させていただき、大変光栄なことに存じます。
CJLSGは、名古屋大学名誉教授 下方薫先生が中心となり、NPO法人として、呼吸器疾患の予防・診断・治療法の開発、治療・効果に関する情報収集、広報活動事業を行い、広く社会の利益増進に寄与することを目的として、2003年に設立されました。以後、多くの臨床研究をこの法人を母体として、実施してまいりました。 また、現在では、名古屋大学、岐阜大学、三重大学、愛知医科大学、藤田医科大学の呼吸器内科・外科の教員、及び、多くの東海地方の病院の呼吸器内科に参加していただいて、研究機構を運営しております。

 臨床研究を通じて、この地区の呼吸器診療の向上を図ってこられたと思っています。当初は手弁当で臨床研究を学び、実施してまいりましたが、近年は、臨床研究法などにより、試験の透明性、科学性が強く求められるようになり、AROとの連携、会員外の施設の研究参加、他の研究グループとの連携を密にし、臨床研究法に対応できるような体制整備を確立し、臨床研究を継続しております。

 また、患者会とも連携を取り、講師などを派遣したり、冊子作成の助言などを行なったりしています。若い会員の先生が、実際の診療の場を超えて、臨床研究や患者会との交流により、より幅の広い、優れた臨床医・研究者として成長する一助になればと考えます。
単一施設では、臨床教育、臨床試験の実施が困難であり、当機構は、グループとして、この地区の会員の先生をサポートできればと存じます。